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葬儀の知識
◆ 葬儀の流れ
危篤(きとく)を迎えたら
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深夜・早朝でも一刻を争う状況なので失礼にはあたりません。一言断りを入れた上で、端的に伝えます。
最優先するのは、家族や近親者になります。近親者は三親等を目安にすると良いでしょう。
親近者以外にも付き合いの深さによって順番を決めます。
また、普段は疎遠になっていたとしても、血縁関係がある方は連絡をしておいたほうが良いでしょう。
会うかどうかは関係なく連絡し、連絡後に本人が会うかどうかは決めるので、 最期の連絡はしておいた方がいいでしょう。
次に、本人の親しい友人や知人、勤務先に連絡を入れます。
連絡する内容は、挨拶や病状の説明を省き、以下の項目をメモしておき電話で連絡するのが適当です。
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連絡が取れない場合は留守番電話やFAX、電報(115)など利用しても構いません。
いずれの場合も、来るか来ないかの確認をとる必要はありません。
死亡の危機が迫っている状態で、遺言がある場合
一般危急時遺言といい、危篤状態のため書名押印できない方が、意識があるうちに口頭でする遺言し、証人がそれを書面化する方式が認められています。条件として、- 相続と無関係の成人である、証人3人以上の立会いのもと、そのうち一人が遺言の内容を口述筆記し、遺言者と他の証人に読み聞かせるか閲覧させます。
- 証人全員が内容を確認した上で、署名押印します
- 遺言書の作成から20日以内に、関係者が家庭裁判所に提出し、確認してもらいます。
家庭裁判所は、遺言が遺言者の真意で出たものであると心証を得なければ、これを確認することができません。(民法976条4項)
臨終(りんじゅう)を迎えたら
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臨終を宣告されたら、死亡を知らせるべき人に連絡を入れます。 どれだけ心構えしていても、悲しみに満ちて思考能力が低下しますが、すぐに執り行わなければならない葬儀の段取りを行なっていかなければなりません。
心が空虚になり、思考能力が低下した時に、すぐに執り行わなければならない葬儀の決定を、次々と行っていかなくてはなりません。
故人の冥福をしっかりと祈れるような葬儀をするために、次へと進み、心を込めて故人の供養が行なえるように、気持ちを落ち着けましょう。
ここで大切なのは、すべき事をメモなどに書き確認をしながら準備を進めます。
まずは、訃報を伝える相手を書き出し連絡しましょう。
そして、担当医師から死亡診断書を受け取ってください。この死亡診断書は火葬に必要な書類ですので、大切に保管し、コピーをとって置くこともお勧めいたします。
- 訃報を伝える人を書き、連絡する。
- 役所に死亡届を提出する前に葬式費用が必要になるので、故人の預金口座から引き出す必要がある場合は引き出す
- 葬儀社への連絡
臨終後には、病院であれば看護師などが処置をし、霊安室に安置してくれます。 ご自宅の場合は葬儀社さんが対応してくれます。
病院で亡くなられた場合
臨終後の処置は約1時間前後で執り行われます。その間に遺族は、遺体をどこに搬送するのかを決め、寝台車の手配をしましょう。寝台車の手配は病院でもしてくれますが病院に入っている寝台業者は多額の寄付金や救急車を寄付たりしていて工学な葬儀を売り込まれる可能性が大きいです。
気が動転している時に、言葉巧みに売り込まれるようなことを防ぐためにも、事前に葬儀社を決めておく事は重要です。葬儀社を決めていれば、その葬儀社から寝台車を手配してもらえます。
やむを得ず病院が手配した寝台車を利用する場合は、遺体を搬送してもらうだけにして、葬儀社の決定は冷静に親族と話し合って決めるようにしましょう。
自宅で亡くなられた場合
かかりつけの医師を呼び死亡を確認してもらい、死亡診断書を受け取ります。かかりつけの医師もなく突然亡くなられた場合は、まず救急車を呼んで救急隊員が死亡を確認して警察を呼ぶか、または救急車で病院へ運び、病院で死亡確認後、警察を呼びます。
いずれも検案といって警察で遺体の解剖をして死因を究明します。不信な部分がなければ遺体を引き取る時間を連絡してくれますので、葬儀社に連絡をして、遺体を引き取りに行ってもらいます。
検案書が死亡診断書のかわりになるので、警察で検案書に押印し持ち帰ります。
検案には時間がかかりますので、その間に葬儀社を探し手配します。十分に時間の余裕ありますので、冷静に信頼できる葬儀社を探しましょう。
そして、「末期の水」や「遺体の清拭」や「死化粧」や「死装束」をほどこします。
末期の水
- 病院で無くなった場合は病院で行ないますが、行なわなかった場合は自宅に搬送されてから行ないます。
その場に居合わせている家族が「末期(まつご)の水」を臨終の人の口に含ませます。
茶碗に清水を入れ、新しい筆の穂先か、新しい箸の先端にガーゼをしばりつけたものに水を含ませ、唇を軽くなでるように潤してあげます。
「死に水をとる」とも言い、もう一度元気になってほしいという願いや、死出の旅で喉が渇き苦しまないようにという祈りを込めた、旅立つ人へのはなむけの作法です。
末期の水をとる順番は、故人の配偶者 → 子 → 故人の両親 → 兄弟姉妹と、血縁関係の濃い順番です。
遺体の清拭
- 末期の水の後に、遺体を清めていきます。
以前は逆さ水(湯灌)で遺体を洗い清めたのですが、現在はアルコールによってガーゼや脱脂綿で遺体を清拭する事が一般的になっています。
病院で亡くなった場合は看護師が行ってくれますが、家族ができる最期のお世話でもあるので、自ら行っておきたいものです。
死化粧
- 故人を美しく見せるために遺族が施します。
男性なら、ひげを剃って髪を整えます。女性や子供は、髪を整え、紅、頬紅などで薄く化粧をします。
また、顔がやつれているときは、口の中にふくみ綿を入れて、ふっくらと見せたりもします。 ただし、地方によっては、死に化粧を忌み嫌うところもありますので、葬儀社さんと相談してください。
死装束への着替え
- 死出の旅に出る身支度ということで、死装束をします。ただし、宗派によっては、着せない場合もあります。
最近では、生前に本人が好んだ服や、浴衣などを着せることが多くなっています。
着付けは左前、足袋はこはぜを取って左右逆にはかせるのがしきたりです。
納棺
葬儀の打合せ
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形式を決める
- 葬儀の形式は、仏式、神式、キリスト教式、無宗教式など宗教によって異なります。仏式にも宗派によって違いがあり、キリスト教式にもプロテスタントとカトリックとでは異なります。
身内で葬儀を経験された方ならすぐにお分かりになると思いますが、まずは形式を決めます。現在、仏式が90%以上で、ついで神式・キリスト教になります。
とはいえ、現代の家庭では宗教を持たない場合も多いので、代々行ってきた宗教の方法を採用するのが自然です。
また、自由葬といった葬儀も増えてきて、故人の「個性」を大切にした葬儀が行われる事も多くなってきています。
いざという時のために、自分の家が属する寺院や神社、教会は、あらかじめ確認しておくことが重要です。
喪主を決める
- 遺族の代表として葬儀を執り行い、故人に変わって弔問を受ける者を「喪主」といいます
。葬儀当日だけでなく、僧侶や葬儀社との打合せから法要なども努めます。喪主は、遺族で協議して決めますが、故人を最も縁の深い人がなるのが一般的で、故人の配偶者、親、子、兄弟などが努めます。
また「施主」とは"布施する主"の意味で、葬儀や法事の費用を負担して運営する責任者のことを言います。「喪主」兼「施主」という場合が多いですが、決まりはなく、故人の供養を末永く出来る人を喪主に選ぶことが大切です。
以前は、子が親に先立った場合、逆縁と言い親は喪主にならない、夫婦で夫がなくなった場合、喪主は妻ではなく長男がなるという、"親や女性は喪主にならない"という習慣がありましたが、今ではこだわる必要がなくなってきました。
世話役を決める
- 葬儀は弔問客の対応を喪主だけに全て任せることができません。そのため、全てを任せて葬儀をスムーズに進行させる事が出来るように指揮をとる世話役を決めます。
世話役代表には人格円満で行動力のある長老に任せるのが無難です。
受付や会計の手伝いも適正を見ながら、信頼出来る人にお願いしておきましょう。
世話役を頼まれたら
通夜の前に弔問に駆けつける親しい関係にある人や近所の人は、遺族や年配の親族に、積極的にお手伝いを申し出ます。女性ならばエプロン持参で行く配慮があるといいでしょう。決して出しゃばらず、遺族から頼まれましたら快く引き受けます。
世話役代表が役割分担をしてくれますので、その指示を待ち、それまでは、目につくことを手伝います。
世話役としては、世話役代表のほか、会計係、受付係、司会進行係、会場係、接待係、台所係など決めます。
必要に応じて、車両係、案内係、など、葬儀の規模に応じて細かい役割分担をします。
● 世話役代表の場合
- 世話役代表は、葬儀の進行を取りしきる重要な役目です。かといって自分の考えを押し付けるようなことはせず、喪家と充分に打ち合わせて、遺族の意向を尊重ましょう。
世話役代表は、役割と適正を考慮して世話役の役割分担を指示し、常に全体の進行に気を配り、的確な指示を出すことを心がけます。
● 会計係の場合
- 通夜と葬儀にかかる一切の金銭出納を預かる重要な係です。二人以上で何度もチェックができる体制にしておきましょう。 心づけ以外は必ず領収書をもらい、支払いを記帳します。香典も、記入額と中身が違わないかの確認を行ないます。全ての収支を正確に記録することが求められます。
● 受付係の場合
- 受付係は、会葬者に対応する方なので、ニ~三人以上で礼儀正しく機転のきく人が良いでしょう。
役割は、会葬者への記帳の依頼、香典、供花、供物の受付となります。
受付は混雑しがちですので、香典を紛失することのないように気をつけしっかりと保管しておき、世話役代表立ち合いのもとに、記帳簿とともに渡します。
● 司会・進行係の場合
- 最近はほとんど葬儀社が代行してくれますが、経験豊かな常識ある人物が適任です。
式次第を確認し、全体の連絡、進行のほか弔事の依頼、紹介する弔電の選択、紹介手順などを打ち合わせておきます。
● 会場係の場合
- こちらも葬儀社が代行してくれることが多いですが、会場まで案内札の点検や会場内外の清掃に気を配ります。
予定される列席者分の席の確認や、僧侶の控室、来賓、一般会葬者の控室も確認します。また、テントなど、雨天の際の準備も点検します。
● 接待係の場合
- 僧侶、神官、会葬者の接待として、控室への案や、会葬者の接待用に茶菓を用意したり、仕出し料理を用意します。台所係、お手伝いの人との連絡を蜜にします。
また、遺族や各世話役のために軽食を用意することも必要な役目のひとつです。
● 車両係の場合
- 霊柩車、マイクロバス等の到着時間の確認から、駐車場の確保、車の誘導などを担当します。
車両係には、車の運転ができる男性が適任です。
日程を決める
- 喪主は、世話役や親族と相談して通夜、葬儀の日時を決めます。
一般的には、死亡当日に納棺(仮通夜)、翌日に通夜、翌々日に葬儀、告別式・火葬となる方法と、死亡当日に本通夜、翌日に葬儀、告別式・火葬となる方法の2パターンが一般的です。
時間は、通夜が午後七時より、葬儀告別式が午前10時より、というのが一般的ですが、地域によっては、葬儀と告別式が別に行なわれる場合もあります。
遠方に住む参列者の都合、火葬場の都合などによって、適切な日時を決定しましょう。
「友引」や「丑寅」は避ける
「友引」の日には死者が友を招き、「丑寅」の日には同じ不幸が続くという迷信もあります。もちろん根拠はありませんが、故人に近い人に縁起をかついて嫌がる人がいますので、これらの日が避けられることが多いようです。現実に火葬場や葬祭場は「友引」に休むところもあります。
会場を決める
- 通夜から葬儀まで、自宅で行なわれる場合も少なくありませんが、自宅ではスペースが狭くて無理な場合もあります。葬儀の規模が大きい場合もあります。そんな場合、寺社、教会、葬祭場、公民館、団地などの集会場など借りて行います。
参列者のことを考慮して、できるだけ自宅から近い会場を選ぶことです。
遺影写真に使う写真を決める
- 故人が生前に気に入っていた自然で明るく穏やかな表情の物を選びましょう。
なるべく故人らしさが現れている物にし、できるだけ最近の写真の中から選びます。個人が老齢の場合は10年前くらいの元気な頃の写真でも良いでしょう。
昔はモノクロでしたが、現在はカラー写真が多くなり、補正の技術も高まっているので小さい写真からでも作成できます。 祭壇用に合わせた華やかな大型の電飾写真なども使われるようになりました。
写真が決定したら、葬儀社に渡します。写真屋でも加工はしていただけますが、葬儀社に依頼するケースが多いです。
衣服(喪服)の準備
- 遺族は通夜や葬儀で着る喪服を用意します。弔問客を迎えるマナーとして喪服を着なければいけません。
急な話で、準備ができていない場合は、葬儀社や貸し衣装屋に相談することもできます。
現金・心づけの用意
- 葬儀が執り行われるにあたって接待費、供物代、雑費のほか、霊柩車の運転手、火葬場の火夫、また世話役として世話にへの心づけなど、いろいろ出費がありますので、十万円程度を白封筒に入れ、リストと一緒に世話人代表を通じて会計係に預けておきます。
表書きが不要ですが、喪主名か○○家を書いても構いません。
寺社・教会への依頼
- 葬儀が執り行われるにあたって接待費、供物代、雑費のほか、霊柩車の運転手、火葬場の火夫、また世話役として世話にへの心づけなど、いろいろ出費がありますので、十万円程度を白封筒に入れ、リストと一緒に世話人代表を通じて会計係に預けておきます。
表書きが不要ですが、喪主名か○○家のを書いても構いません。
仏式の場合 |
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菩提寺がある場合は住職に連絡を入れ、都合を確認し読経の依頼をします。 住職が来られないときは、近くの同じ宗派の寺院を紹介しいてもらうこともできでます。菩提寺以外の寺院で葬儀を行なう場合は、俗名で後日、菩提寺で戒名をつけていただきます。 自分の家の宗派を知っておく わが国において9割の人が仏教徒と言われています。自分の家が仏教徒とわかっていても、 「宗派」や「善提寺があり、どこなのか」を答えられる人は決して多いとは言えません。仏式と言っても各宗派によって、葬儀の仕方やお経など様々な事が異なります。 親戚などに確認をし、自分の家が何宗なのかを知っておくと、葬儀の際の打合せもより具体的にスムーズに行なえるでしょう。 仏式の宗派 浄土真宗大谷派/浄土真宗本願寺派/浄土宗/天台宗/曹洞宗/臨済宗/真言宗豊山派/真言宗智山派/高野山真言宗/日蓮宗 |
神式の場合 |
神式の葬儀は、神社ではなく自宅か斎場もしくは公民館で行なわれます。 故人が氏子だった氏神に依頼するのが原則ですが、氏子でなくてもたいていは引き受けてくれます。 神式では、斎主、副斎主、楽員などの委託、葬具、祭具の手配などが必要ですので、できるだけ早く依頼します。
神式では、仏式での「通夜」にあたるものを「通夜祭」と「遷霊祭」といい、「告別式」にあたるものが「葬場祭」といいます。
「通夜祭」は故人に対して礼を尽くし、奉仕する儀式を執り行います。「遷霊祭」 は故人の御霊を遺体から依り代である「霊璽」(レイジ)に移す儀式になります。霊璽は仏式の位牌にあたるものです。 |
キリスト教式の場合 |
プロテスタント、カトリックそれぞれに宗派がありますが、カトリック系の教会は、原則として信者に対してしか葬儀は行なわれないが、プロテスタントの教会では、信者であるなしにかかわらず葬儀をしてくれます。 臨終の際に、司祭や牧師が立ち会いますので、そのときに葬儀のお願いをし、日程が決まりましたら、正式に依頼します。 |
葬儀社を決める
- 互助会に入会している場合は、連絡をすれば一切仕切ってくれます。また、故人の勤務先の組合に葬祭契約があれば、少ない予算でできるので確認します。
なるべく予算をかけずに済ませたいときは、町内会の世話人や、市区町村の民生課に問い合わせると相談に応じてくれます。 - 葬儀の準備や信仰は特殊なので、プロに依頼したほうが無難です。葬儀社に依頼すれば、宗教宗派に合わせて万事をスムーズにやってくれますので、信頼のできる葬儀社を選ぶことをお勧めいたします。
もしもの時のために、葬儀社との事前相談をされる方が増える傾向にあります。平常心で行動できる今こそ、事前に葬儀社と相談し、決めておくことは残された家族にとっても大変ありがたいことでしょう。 - 葬儀社が決まりましたら、葬儀社に連絡して、形式、日時、場所の確認、費用の打ち合わせを行ないます。費用については重要なことですので、後で悔むことの内容、必ず見積もりや明細書を貰えるところにしましょう。
葬儀の料金について
- 葬儀にかかる費用に関しての質問は葬儀社に数多く寄せられています。
また、葬儀後に思わぬ金額の請求が届き、トラブルになるケースも多く見られます。こういったトラブルを防ぐためにも、事前にある程度の知識を身につけておく必要がります。
基本的な葬儀の料金の体系についてご説明しましょう。
葬儀費用 (葬儀社へ支払う葬儀の基本料金) |
実費費用 (葬儀費用以外の必要な費用) |
お布施 (寺院・神社・教会などへ払う謝礼) |
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祭壇・棺・納棺付帯品・蜀台用具・焼香用具・納骨の用意・各種記録帳・人件費などがあげられます。 葬儀費用は葬儀社によって異なるので、サービスに関わる費用の詳しい見積りをとりましょう。 信頼できる葬儀社は見積を出してくれます。 |
ドライアイス・生花・花輪・籠盛、霊柩車・会葬礼状・返礼品・遺影写真・火葬料などに掛かる費用です。 こちらも葬儀社によって内容は異なります。 後日、葬儀費用とあわせて清算する仕組みがほとんどです。 |
お坊さんを呼んでお経を読んで頂いたり、戒名を授けてもらった事に対してお寺にお礼をします。キリスト教の場合は教会へ。無宗教の場合は必要ありません。 金額はお寺の格式や地域によっても様々です。 |
葬式の総費用は、葬儀の種類や大きさ、祭壇のランクやお布施、そして葬儀社によっても異なるため、一般的な金額を出すことは難しいですが、最低30万~最高300万円くらいとお伝えいたします。
あくまでも目安ですので、直接葬儀社とご相談されることをお勧めいたします。
通夜(仏式)
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しかし、現在は夜6~7時頃から2時間程度の「半通夜」が行われる事が多いです。
また、葬儀や告別式に出席出来ない人が通夜に訪れる傾向が見られます。
弔問客の誘導は世話役の案内係、又は葬儀社のスタッフによって行なわれます。
通夜の進行は以下のように行なわれます。
一同着席
- 喪主や遺族は着席したまま弔問を受けます。弔問客を出迎える必要はありません。
僧侶入堂
- 控え室から僧侶が入堂されます。参列者は低頭にて出迎えます。
経読焼香
葬儀・告別式(仏式)
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しかし、現在は葬儀と告別式をまとめて執り行うことが一般的となり、一時間程度で終了します。 社葬などの規模の大きい葬儀では、葬儀と告別式の間には休憩を入れて、僧侶も一旦退席します。
また、最近では密葬と言い、親族だけで行なう別れの儀式が行なわれ、後日、一般会葬者のための告別式を行なうという形式も見られます。
葬儀・告別式の形態は宗派や地域によって様々ですが、一般的な葬儀・告別式の式次第をご紹介します。
一同着席
- 喪主や遺族は着席したまま弔問を受けます。弔問客を出迎える必要はありません。
僧侶入堂
- 控え室から僧侶が入堂されます。参列者は低頭にて出迎えます。
開式の辞
- 葬儀社又は、世話役代表なり司会者が、葬儀の開式を宣言します。
経読
- お経が始まりますので、一同は数珠を手にし、故人の冥福を祈ります。
弔辞・弔電の披露
- 予め決めておいた弔辞・弔電が披露されます。
焼香
- 再び僧侶の読経が始まり、焼香の案内がありますので、喪主から席次順に焼香します。
僧侶退席
- 僧侶が退席されますので、参列者は低頭にて見送ります。
お別れの儀
- 用意された供花の花を、故人を包むように棺の中へ入れて最後のお別れをします。
くぎ打ちの儀
- 最後のお別れが済んだら、お棺のふたを閉め、喪主や遺族らが頭部から足先の方へ、小石でニ度軽くくぎを打ちます。
最後に葬儀社の人がしっかりとくぎ打ちを行ないます。
喪主又は遺族代表の挨拶
- 喪主又は遺族代表の挨拶があります。
閉式の辞